「つくることを通じた学び」と「つくることを通じた活動を通じた学び」

附属昭和小学校1年生の虫ロボットづくりの授業に参加させてもらっています。
写真のように授業のなかで、子どもたちが主体的に協働的にそれぞれの作品づくりに取り組んでいる姿は、毎回とても印象的です。

子どもたちがどんなことをしているのか、子どもたちの活動を書き出してみました。
子どもたちは、ほんの数分の間でも、ここには書きれていないほどの沢山の活動をしています。

つくる

話す
見る
見せる
聞く
探す
試す
呼ぶ
真似をする
拾う
パニくる
触れる
集中する
考える
遊ぶ
笑う
はねる
歩く
自慢する
書く
頼む
手伝う
泣く
悩む
調べる
応用する
直す
壊す
疲れる
話し合う
褒める
見つめる
頼む
神になる(と、子どもが言ってました)
片付ける
ひらめく
感謝する
怒る
謝る
振り返る
諦める
失敗する
成功する
指示に従う
ふざける
ふざけすぎる
撮影する

それぞれの子どもがこれらの活動を組み合わせながら、それぞれの作品づくりをすすめています。
多様な活動が子どもたちの作品づくりを後押しし、結果的に作品づくりからの多様な学びをつくりだしているのかもしれません。

どうしたら教室という限られた空間で、そして授業という限られた時間のなかで、子どもたちの多様な活動を生み出すことできるのでしょうか。

1年間の授業のなかで、担任の先生が子どもたちと丁寧につくってきた教室だからできることは間違いありません。

クリエイティブラーニング(つくることを通じた学び)のなかでは、どうしてもつくる活動ばかり考えてしまいますが、つくる活動を通じて生まれる様々な活動が、つくることを通じた学びを広げていることにあらためて気づかされます。

貴重な機会をいただいただいている附属昭和小学校の子どもたちと先生方に感謝です。

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