9月に八王子市の特別支援教室で、PICO Cricket を使ったプログラミング授業を実施します。まずは先生方向けに体験会を実施しました。
90分間の体験会では6人の先生方に、実際に児童が作った作品を見てもらってから、PICO Cricket の使い方とプログラミングの方法を紹介しました。その後、先生方に自由に使っていただきながら、簡単な作品づくりをしていただきました。9月下旬に実施する授業で、子どもたちをどう支援するか、これから検討していきます。
リモートで授業を実施していくのですが、今回は接続テストも兼ねて体験会を実施しました。
対面であれば直接画面を見ながら話ができるのですが、リモートの場合、参加者の画面が見えないことが、やはり活動をサポートしていく上ではハードルになります。今回は、大学授業でも試してみたリモートカメラ(通称:目玉オヤジ)を使ってみました。高画質モードにすることで、参加者の画面も何とか確認することができました。子どもたちが気軽に目玉オヤジに相談できるように、子どもたちに目玉オヤジを装飾してもらうなど、仕掛けを考えてみたいと思っています。
また今回は、以前から研究授業をご一緒させていただいている岡田先生が、現地にいらっしゃることで体験会をスムーズに進めることができました。リモートでのワークショップの場合、使用する機材やワークショップそのものをよく知っていただいている方の存在が欠かせません。ワークショップ全体を知っていただいていることで、細かな機材トラブルへの対応だけでなく、参加者への支援をリモートで円滑に進めていくことができます。目玉オヤジをどこに連れていくか、会場のなかで動かしていただく方の存在が欠かせません。体験会でどんな活動ができそうか知っていただいた上で、目玉オヤジの活用方法についても相談していきたいと思っています。
今は目玉オヤジは私1人ですが、今後は複数の目玉オヤジを導入してみたいと考えています。遠隔から子どもたちの活動を支援するリモートファシリテーターが次の挑戦になりそうです。もちろん、子どもたちも支援が沢山したいですが、ワークショップの時間に、ちょびっと時間を割いていただいて子どもたちの活動を支援する「ちょびっとリモートファシリテーター」も考えていきたいです。
ご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。