愛媛県教育委員会が開設した「メタサポキャンパス」でのワークショップ

愛媛県教育委員会が開設した「メタサポキャンパス」で、第3回ワークショップを1/19に実施しました。

今回はGoogleスライドを使って、あらかじめ用意されたスライド上のブロック図形を組み合わせて作品をつくりました。レゴシリアスプレイからヒントを得たもので、本来はレゴブロックを実際に組み合わせて、テーマに沿った作品をつくるものです(私自身もレゴシリアスプレイの研修会に参加して、認定ファシリテーターの資格を取得しました)。例えば、何かのアイデアをレゴで形にしてみると、頭のなかや紙の上では出てこなかったアイデアがブロックで表現した作品や作品を他者と共有することで、出てくる(かもしれない)というものです。

メタバース上での実施であることと、参加者がそれぞれ別の場所から参加していることもあり、今回はGoogleスライドの共同編集機能を使って、1つのスライドに参加者全員が入って、自分のページを決めて作業してみました。過去2回のワークショップでは、いずれもScratchを使って作品づくりをしてみたのですが、毎回30名を超える参加者(主に中学生)がいるものの、ワークショップ中の作品共有が難しく、今回はワークショップのなかで少しでも参加者間でのつながりを感じてもらうことを目指してみました。

まずは、6つのブロック図形を組み合わせてアヒルを作る活動からはじめました。スライド上での活動は、立体ではなく平面になってしまうため、さまざまな方向から作品を眺めることができませんが、ブロック図形の重なりを変えたり、角度を変えたりすることで、立体では表現できない組み合わせが可能になります。また、今回はブロック図形の大きさや色の変更もOKにして、さらに自由度を加えてみました。実は今回のワークショップに先立って、大学のゼミと授業でも学生に協力してもらって、試してみたのですが、今回のワークショップで生まれた作品は、背景を追加したり、好きなイラストや写真を加えたりと、さらに多様な作品へと仕上がっていました。それでも、あらかじめ用意した図形からはじめるという共通点が、それぞれの作品をつなげているようにも感じます。

最後はブロック図形を増やして、今年の抱負を表現してみました。

参加者それぞれの多様な抱負の実現のために、直接サポートをすることはできないかもしれませんが、今後も実現のきっかけづくりをワークショップを通じて提供できればと思っています。

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